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糖尿病と男性~若い世代での発症が増えている!

糖尿病と男性 生活習慣病の中でも完治が難しく、日常生活にさまざまな支障が出やすいのが糖尿病です。特に男性では年々肥満者が増えていることから、若い世代でも発症する人が目立ってきています。

男性は30代から糖尿病になりやすい!?

糖尿病にも1型と2型がありますが、生活習慣病とされるのは2型のほうです。おもに糖分や動物性脂肪の過剰摂取、および運動不足による肥満が原因となっています。

血糖値が高い状態が続くとすい臓の機能が失われ、血糖値を下げてくれるインスリンというホルモンが分泌されない、もしくは分泌されても感受性が悪くなってしまいます。そして自力で血糖コントロールができなくなると、毎日インスリンを注射する必要が出てきます。

特に男性では、女性と比べるとこの10~20年間で、肥満者の数が明らかに増えています。またその割合は30代で約27パーセント、そして40代以降は約30パーセントと、加齢とともに大きく増加しない点が特徴です。 つまり女性と異なり、男性では30代からすでに肥満が始まりやすいといえます。

もともと日本人は欧米人と比べると、すい臓の機能が強くなく、糖尿病になりやすい民族だということが分かっています。それにも関わらず、食生活が一気に欧米化したことが糖尿病の急増した一因だといえるでしょう。

若いころから、糖尿病を防ぐ生活習慣を確立しよう

糖尿病になると、食事での血糖コントロールはもちろんのこと、毎日のインスリン注射や運動療法など、日常生活に多くの制限が課せられます。さらにもっとも怖いのは合併症で、中でも神経障害、腎症、網膜症は糖尿病の3大合併症です。 最悪の場合、足が壊疽を起こして切断しなければならなくなったり、網膜症が進行して失明したりすることもあります。

また男性の場合は、EDをはじめとする性機能障害を合併する確率も非常に高くなっています。つまりあらゆる面で、QOL(生活の質)が大きく下がりかねない病気なのです。

そうならないためにも、特に肥満傾向にある男性は若いころから意識を高め、生活習慣を改善することが必須です。砂糖をたっぷり使ったお菓子はもちろんのこと、糖分の含まれた飲み物をがぶ飲みして血糖値が上がってしまう「ペットボトル症候群」も増えていますので、ぜひ気をつけましょう。

さらに国立がん研究センターによれば、牛や豚などの赤身の肉を多く食べる男性では、そうでない男性より糖尿病リスクが上がるとのことです。これは赤身に含まれるヘム鉄や飽和脂肪酸などが、インスリンの分泌や感受性を低くするからだと考えられています。 この因果関係は、不思議と女性には見られないものでしたので、男性はぜひ気をつけるようにしてください。