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部位別がん第1位!禁煙と生活改善で肺がんを予防しよう

肺がんを予防 2014年現在、日本男性のかかるがん第1位となっているのが肺がんです。男女比でいうと3:1と圧倒的に男性に多いため、禁煙をはじめとした早くからの予防が大切です。

肺がんの原因は、タバコの他にもある

肺がんは、あらゆるがんの中でも予後が悪く、致死率の高いがんです。全体の約2割を占める「小細胞肺がん」と、8割を占める「非小細胞肺がん」の2つに大別されますが、中でも前者は悪性度が高く、進行が速い特徴を持ちます。

原因としては、やはり喫煙が第一に挙げられます。国内における喫煙者の肺がんリスクは、非喫煙者に比べて男性で4.8倍、女性で3.9倍とのデータがあります。 特に悪性度の高い小細胞肺がんや、非小細胞肺がんの中でも「扁平上皮がん」との関連性が深いことが分かっています。これらはいずれも、気管支から生じる場合が多い肺がんです。

ただしタバコを吸わない人でも肺がんになるケースは十分にあり、その数は年々増えているといわれます。そこにはもちろん受動喫煙による害が考えられますが、それ以外にも大気汚染やアスベストなどが引き金となることもあります。

また喫煙に次ぐ肺がんのリスクファクターとして知られるのが、ラドンです。ラドンは自然由来の元素で、無味無臭であり、屋内にも常に発生しているものです。 特に石造りの家や、ラジウムの含有量が多い土地もしくは岩石の多い土地に建てられた家では、ラドンの濃度が高くなるといわれています。

大豆を食べる男性は、肺がんリスクが下がる!?

肺がん予防のためにできることは、何といっても禁煙です。受動喫煙も含め、できるかぎりタバコの煙を遠ざける生活をすることがまずは第一目標といえるでしょう。 特に40代以上の男性の喫煙率は、世界から見てもまだまだ高い傾向にありますので、ぜひ禁煙にチャレンジしてみてください。

またラドン対策としては、室内の換気を良くすることが望ましいとされています。もっとも日本ではそれほど神経質になる必要はありませんが、毎日1度は窓を開けて新鮮な空気を入れるようにするといいでしょう。

また肺がんは予後が悪いがんですから、早期発見するためにも定期的な検診は欠かせません。肺がんのスクリーニング検査は簡単であり、胸部X線撮影がおもになります。 また喫煙歴の長い人は、同時に喀痰検査というものを受け、痰の中にがん細胞が混じっていないかどうかを調べることが推奨されています。

さらに最近の研究によれば、肺がんの中でも「肺腺がん」の予防に大豆製品が効果的であることが分かってきました。これは大豆に含まれるイソフラボンに、肺がんの予防効果があるためと考えられています。

特にタバコを吸わない男性の場合、イソフラボンを多く摂取しているグループでは、そうでないグループと比べて肺がんリスクが半分以下になるとの研究結果もありますので、ぜひ食事にとり入れてみてください。